主催本部(パリ)









主催者


「Espace HATTORI」 パリ日仏文化センター について

パリ日仏文化センターは、1993年に日常生活に根ざす等身大の

日仏文化交流を目指して、パリ東部に位置する11区に設立されました。

11 区には、パリ革命の舞台ともなったバスティーユ広場があり、

革命以後この界隈は職人街として栄え、パリの下町として庶民的
活気に溢れるところでしたが、 1990年代頃からはこの界隈に、
多国籍の芸術家達がかつての工房などをアトリエ兼住居として、
住み始め、文化意識も急激に国際化した新天地でもありまし た。

当センターもこの界隈にさらい新風をもたらし、日本文化の紹介

のみならず、パリという国際都市において様々な分野の芸術
活動を繰り広げ、年一年とパリにおける日仏文化交流基点と
しての重要な役割を果たす文化機関に成長し、今や多くの
文化人の交流の場としても知られる所となりました。

こうして過去17年、日本文化講座、音楽、演劇、ダンス公演、

展覧会企画など様々な文化活動が年間を通じて運営され、
多くの文化人、芸術家たちの手によって 様々な表情を見せ、
「生」の息吹に息づいてきました。そしてその息吹が更なる
活力となって、益々センターは活気の満ちた場所に発展
しています。

このセンターの魅力の一つは企画内容の独自性もさることながら、

建物そのものが時代の先端をいくような近代建築ではなく、職人街
ならではの工房の立ち並ぶ石畳の路地にどこか日本的佇まいを
思わせる風情を持つパリでも珍しい木造建築である点で、大きな

梁や白壁に包まれた空間に日仏文化が過去、現代、未来の時間を
超えて交差する自由な空気こそはまさにこのセンター独自の存在
理由ともいえましょう。



今後も当センターが多くの人々との出会いに必ず何らかの感動を
残す場所となり、異文化相互の必要性を今までに増して感じる
世界状況の中で「よそいきの日本」ではなく、「素顔の日本」がこの
国際都市パリで発揮できることを願って止みません。

パリ日仏文化センター 代表 服部祐子 





趣旨及び経緯


日本では5月5日は国を挙げての祝日です。この日は日本中の家庭が
子どもたちの健やかな成長と明るい将来を願い、勇気と希望のシンボル
である鯉のぼりを5月の青空に泳がせるという風習があります。

当パリ日仏文化センターでは、21世紀を担う世界の子どもたちの明るい
将来を願い、この日本の伝統である「子どもの日」が国境を越えて
「世界の子どもの日」となrよう鯉のぼりに平和のメッセージを託して
「鯉のぼり・世界のこどもの日」と題する催事を企画しました。


この催事の趣旨が国連の提唱する「世界の子どもたちの平和と非暴力
の国際10年策案に即するものとしてユネスコより共催を得て発足した
経緯から、当センターは2010年までこの人道的文化事業を継続する
ことに決定し、以後毎年開催していますが、パリ市のみならずフランス
各地からも趣旨への賛同を得、年々と催しの規模も拡大し2010年
には第8回目を開催するまでに成長しま した。
今後もあらゆる国境を越えた世界中の子どもたち異文化相互理解の
必要性を地球のレベルで認識することを目標に、21世紀を担う子ども
たちの将来を世界中の人々が真剣に考えるべき社会的かつ文化的
活動としてこのイベントをさらに発展させていきたいと考えています。








お問い合わせ


パリ日仏文化センター 「Espace HATTORI」 8, passage Turquetil 75011 Paris France (フランス)
Tel.: +33 (0)1 43 48 83 64  Fax : +33 (0)1 43 48 00 38
E-mail : infos@ccfj-paris.org Web : http://www.ccfj-paris.org