2010年5月29日土曜日

鯉のぼりの一日 準備編


当日の様子はBlogにも随時更新しているのですが、
今回は一番大変だった準備編です。

日本から持ち帰った鯉のぼりもマルセイユ総領事館から
お借りした鯉のぼりもそのままでは掲揚できる状態では
なかったのです。で、掲揚するためには色んな金具や
しっかりしたロープが必要です。


色んな金具とロープ各種

フランスで道具を揃えようと思うと、これまた大変。
郊外にある大型ブリコラージュのお店(日本だとホームセンターかな?)に
行かないと揃いません。また、結構なお値段がします。
自腹をエイヤッと切って、鯉のぼりのためならエ~ンヤコ~ラです。

ドリルで太い棒に穴をあけます。

太い棒は練習用と強度のテストの為に使用するだけではないのです。
掲揚台のポールしかないので、他の鯉のぼりを揚げるために必要です。
また、この棒も結構お値段がするので探して探して、エマユスという
チャリティーバザーのようなことをやっている場所で買いました。

私はそんなに大工仕事が得意でないので(笑)親方にお願いしました。
私は鯉のぼりを洗濯したり、繕ったりと分担作業です。
大工仕事?担当の実行委員A親方

ガールスカウトのようにロープが緩まない結び方とかも親方に習いました。
親方はヨットにも乗り、登山家でもあったので色んなロープの結び方を
知っています。私はチョウチョ結びと固結び・・・。
親方は当日いないので、鯉のぼりを揚げる日まで学ぶことがいっぱいです。

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2010年5月24日月曜日

世界の鯉のぼり

久しぶりの更新です。5月ももう後半ですね。
南仏鯉のぼりフェスティバルが終わっても、
いろんなことが沢山あってまだまだ頭は鯉でいっぱいです。

私の頭の中(笑)

さて、南仏鯉のぼりから世界の鯉のぼりへと
夢は鯉にのって羽ばたいています。
ふとしたきっかけで、あるアイデアが閃きました。

実行委員である二人はよく旅行をします。
じゃぁ、旅先で鯉のぼりを揚げたらどうだろう?って!
平和へのメッセージを旅先で書いてもらって、
「祈りの鯉のぼり」を作ればどうかな?って!
また、友人知人で賛同してくれる人にも呼びかけようかな?って!
あとは、実行あるのみです。

いつも力いっぱい応援してくれるじじさまが
(※HNだけで本当はじじじゃありません。素敵な紳士)
明日からドイツ経由でエルサレムに出発です。
じじさまたちも、彼の地で鯉のぼりに平和の願いを託して掲揚または展示を
考えていらっしゃいます。状況によるとは思いますが、無事鯉のぼりが披露
できるように、南仏から頑張れエールを送ります。

それから、ご縁があって・・・もしかしたら、コソボでも鯉のぼり掲揚できるかも?
明後日から、ギリシャ、アルバニア、コソボと約3週間の旅にでます。
旅先なので、大掛かりなことはできないと思うのですが、
小さな鯉のぼりを揚げたり、祈りの鯉のぼりのために平和のメッセージを
書いてもらう、折り紙を一緒にすることができるかもしれません。

コソボもご存知のように紛争が起こり、独立したものの未だ多くの
問題を抱える国です。一人でも多くの人が鯉のぼりに平和を託して
子供たちの明るい未来へと前進していって欲しいなと思っています。

パリから始まったこの鯉のぼりフェスティバル。
広島、南仏、世界へと平和の使者となりますように!

2010年5月13日木曜日

鯉のぼりの一日 当日編2


南仏鯉のぼりフェスティバル参加役者紹介!

上から順番に吹流し、2番目(黒)、3番目(赤)、5番目(青)、
7番目(空色)、8番目(緑)はマルセイユ日本総領事館よりお借りしたもの。
快く貸してくださって、ありがとうございました。

一番目のピンク鯉は広島より持参したもの。
4番目(黒)6番目(赤)友人私物のもの。
下のミニ鯉のぼりは広島地元産業!ダ×ソーショップで購入したもの。

単身赴任のお父さん鯉?これはたぶん2~30年前の布製鯉のぼり。
広島より私と一緒にきました。これは風がより強い海辺にあげてみました。
やはり昔のものは、今のナイロン製と違って泳ぎにくいのです。

これは、開催前からずっと身につけていたお守り3点セットです。
うちのミニ地蔵にお願いしていました。左から鯉の形のミニ匂い袋、
南仏の蚤の市で見つけた鯉のペンダント+カマルグの十字架
鯉にのった広島カープ坊や(笑)。いつも応援してくれてました。
鯉のぼりの靴下や鯉のぼりのTシャツも実は当日身につけてたんですよ。

で、一番活躍してくれたのがこのてるてる鯉のぼり坊主かもしれない?
当日開催できたのも、雨にならなかったから!

これは「世界こどもの日」の展示会で遊びに来てくれた日仏家族の一番上の
お姉ちゃんに頼んだら、本当に作ってお祈りしてくれたそうです。
当日、わざわざ持参して私にくれました。
ジーンとして涙でちゃいました。

ほんとにみんなみんなMerci!ありがとうございました。


2010年5月12日水曜日

鯉のぼりの一日 当日編


屋根より高い鯉のぼり大きい緋鯉はお母さん???

5月9日は南仏初の鯉のぼりフェスティバルの日です。
日本では「母の日」でした。(フランスは5月最終日曜日)
なぜ、ヒゴイが一番上でマゴイより大きいのと日本人の方からは質問。
母の日に敬意を表して、一番大きな緋鯉を一番上に!とコメント。
実は、掲揚する時に大きさで考えたら、持ち帰ったこのピンクの鯉が
一番大きかっただけなんです。

無事に広島から持ち帰った3匹+マルセイユ日本領事館から借りた5匹
+1匹の鯉のぼりが南仏の空の下しっかりと泳ぎました。
生憎の曇空でしたが数多くの方が集まりました。


午前と午後の無料参加のアトリエでは折り紙で鯉のぼりを作ったり、
新聞紙で兜を作り、平和のメッセージ入りの祈りの鯉を作成しました。

ソセ・レ・パン市長 ディヤーさんも快くメッセージを書いてくれました。


日本人会からの差し入れとして可愛くて美味しい特製鯉のぼりクッキーも♪
南仏の空を気持ちよく泳ぎました。ちまきの差し入れもありました。
ベトナム人の友人はベトナム風チャーシューを持参してくれました。


次回も是非、南仏鯉のぼりフェスティバル開催したいなぁと、皆さんの応援を
うけて思いました。今度こそは青空になりますように♪



2010年5月9日日曜日

世界こどもの日 アトリエ編


展覧会開催中は予約制でアトリエを開催しています。
試行錯誤を重ねて、考えついたのが・・・「鯉のぼりのバゲット袋!」
フランス人にとってバゲット(フランスパン)は日本人にとっての米と同じく
生活に欠かせないものです。

筒状にすでに縫った袋に
手芸用の糊で自由に目玉や鱗を
ペタペタ貼りつけます。

そして、もうひとつの鯉の形の袋に
入れて、紐を取り付けて出来上がり。

↑はダニエルさんの作品です。

最後に鯉のぼりバゲット袋と一緒にハイポーズ。
お疲れ様でした。


美味しいお茶とお菓子を一緒にどうぞ。

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鯉のぼりの一日 予行演習編

何度目の予行演習なのだろう?
天気もあんまり良くない今年の南仏


でも、こうして元気に泳いでくれています

誰もいないビーチでの鯉のぼり
さぁ、明日の本番は頑張ろう。
曇、嵐、雨の予報です。

2010年5月8日土曜日

世界のこども展 来場者編

展示会のタイトルに相応しく、毎日、世界の国から
様々なお客様がギャラリーに訪れる。
Aix-en-Provenceの地元フランス人だけでなく、
いろんな国の観光客や学生たち、大人も子供も。
AIXでフランス語を学んでいる学生は台湾から

フランスはロアール地方から

イギリスから

その他にもイタリア、ドイツ、オランダ、スペイン、
アメリカ、イスラエル、日本…
説明もフランス語から英語へ、英語から日本語へ
お客様によって言語スイッチ?を変えてお話している。

一日が終わる頃には言葉が全部混ざってしまいそうになる。
「ウィ、オフコース、あっ違った・・・」(笑)

今日は最終日、もしかして、彼も歩いて来てくれるかな?

AIX出身のポール・セザンヌ



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